WddxRecordset オブジェクト

WDDX レコード セットの構築時に必要に応じて呼び出す関数が含まれています。

関数

関数の構文
説明
object.addColumn( name )
WddxRecordset インスタンス内のすべての行に 1 列を追加します
object.addRows( n )
WddxRecordset インスタンスのすべての列に行を追加します
object.getField( row, col )
指定した行および列の位置にある要素を返します
object.getRowCount( )
WddxRecordset インスタンス内の行の数を示します
object.setField( row, col, value )
指定した行および列の位置にある要素を設定します
object.wddxSerialize( serializer )
レコード セットをシリアル化します

addColumn

説明

WddxRecordset インスタンス内のすべての行に 1 列を追加します

構文

object.addColumn( name )
 

パラメータ

パラメータ
説明
object
WddxRecordset オブジェクトのインスタンスの名前。
name
追加する列の名前

戻り値

なし

使い方

WDDX レコードセットのすべての行に 1 列を追加します。新しい列の値は、最初は NULL に設定されています。

次の例では、addColumn 関数を呼び出します。

// 新しいレコード セットを作成します。
rs = new WddxRecordset();

// 新しい列を追加します。
rs.addColumn("NewColumn");

// レコード セットを 3 行だけ拡大します。
rs.addRows(3);

// 最初の行に要素を設定します。
// newValue は、あらかじめ定義されている変数です。
rs.setField(0, "NewColumn", newValue);

addRow

説明

WddxRecordset インスタンスのすべての列に行を追加します

構文

object.addRows( n )
 

パラメータ

パラメータ
説明
object
WddxRecordset オブジェクトのインスタンスの名前
n
追加する行の数を示す整数

戻り値

なし

使い方

この関数を使うと、指定した数の行を WDDX レコード セットの各列に追加することができます。行および列の値は、最初は NULL に設定されています。

次の例では、addRows 関数を呼び出します。

// 新しいレコード セットを作成します。
rs = new WddxRecordset();

// 新しい列を追加します。
rs.addColumn("NewColumn");

// レコード セットを 3 行だけ拡大します。
rs.addRows(3);

// 最初の行に要素を設定します。
// newValue は、あらかじめ定義されている変数です。
rs.setField(0, "NewColumn", newValue);

getField

説明

指定した行および列の位置にある要素を返します。

構文

object.getField( row, col )
 

パラメータ

パラメータ
説明
object
WddxRecordset オブジェクトのインスタンスの名前
row
返す値のゼロから始まる行番号を指定する整数
col
返す値の列を指定する整数または文字列

戻り値

指定した行および列の位置にある値を返します。

使い方

WDDX レコード セット内の値にアクセスするために、この関数を呼び出します。

この例では、getField を呼び出します (変数 r は、WddxRecordset インスタンスへの参照です)。

for (row = 0; row < nRows; ++row)
{
    o += "<tr>";
    for (i = 0; i < colNames.length; ++i)
  {
        o += "<td>" + r.getField(row, colNames[i]) + "</td>";
  }
    o += "</tr>";
}

getRowCount

説明

WddxRecordset インスタンス内の行数を示します

構文

object.getRowCount( )
 

パラメータ

パラメータ
説明
object
WddxRecordset オブジェクトのインスタンスの名前

戻り値

整数。WddxRecordset インスタンス内の行数を返します。

使い方

レコード セット内の行の数を調べるために、ループする連想配列の前でこの関数を呼び出します。

次の例では、getRowCount 関数を呼び出します。

function dumpWddxRecordset(r)
{ 
// 行カウントを得ます。
  nRows = r.getRowCount();
...
  for (row = 0; row < nRows; ++row)
...

setField

説明

指定した行および列の位置に要素を設定します。

構文

object.setField( row, col, value )
 

パラメータ

パラメータ
説明
object
WddxRecordset オブジェクトのインスタンスの名前
row
設定する要素のある行を示す整数
col
設定する要素を含める列を指定する整数または文字列
value
設定する値

戻り値

なし

使い方

WddxRecordset インスタンス内に値を設定するために、この関数を呼び出します。

次の例では、setField 関数を呼び出します。

// 新しいレコード セットを作成します。
rs = new WddxRecordset();

// 新しい列を追加します。
rs.addColumn("NewColumn");

// レコード セットを 3 行だけ拡大します。
rs.addRows(3);

// 最初の行に要素を設定します。
// newValue は、あらかじめ定義されている変数です。
rs.setField(0, "NewColumn", newValue);

wddxSerialize

説明

レコード セットをシリアル化します。

構文

object.wddxSerialize( serializer )
 

パラメータ

パラメータ
説明
object
WddxRecordset オブジェクトのインスタンスの名前
serializer
WddxSerializer インスタンス

戻り値

シリアル化に成功すると TRUE ブール値を返します。エラーが発生すると FALSE を返します。

使い方

これは内部関数なので、呼び出す必要はあまりありません。

次の例は、WddxSerializer serializeValue 関数からの引用です。

...
else if (typeof(obj) == "object")
{
if (obj == null)
{
// NULL 値は空の文字列になります。
this.write("<string></string>");
}
else if (typeof(obj.wddxSerialize) == "function")
{
// オブジェクトは、シリアル化する方法を自動的に認識します。
bSuccess = obj.wddxSerialize(this);
}
...